「カフェ型コミュニケーションで健康に」で話題提供
山形県鶴岡市には、慶應義塾大学先端科学研究所からだ館があります。鶴岡公園近くの致道ライブラリーの中にあり、病気予防や病気についての本やがんの闘病記などたくさんの本がおいてあります。また、患者会活動も活発に行われています。
このからだ館が10周年を迎えるにあたり、2017年11月19日(日)にいろり火の里なの花ホールで、「自分、仲間、ちいきをまるごと元気に! 鶴岡発のコミュニティヘルスをつくろう」が行われました。
各地で先進的な地域コミュニティ活動をしているスペシャリストをお呼びして、鶴岡発コミュニティヘルスのこれからを考える、楽しい企画でした。
からだ館プロジェクトリーダー(慶應義塾大学先端科学研究所・慶應義塾大学環境情報学部教授)の秋山美紀先生から、地元鶴岡での取り組みとして弊社のみどりまち文庫も事例紹介の機会をいただきました。
会場には、鶴岡市だけではなく県外から80名ほどの参加者が熱く集結しワクワクした雰囲気が充満しておりました。それはこの日のために長い時間をかけて準備くださった、からだ館スタッフの皆さんの細やかなおもてなしの心があったからと思えました。会場にはみどりまち文庫の会員が数名いてワールドカフェのファシリテーターを担当したり、紅茶部はブースを出して皆さんにご提供していました。
カフェ型コミュニケーションで健康に の話題提供者
- 孫大輔さん みんくるプロデュース 代表…東京都在住。東京大学医学部卒。大学研究員。家庭医。2010年より市民と医療者がフラットに対話できる場「みんくるカフェ」を主宰している。
- 小泉圭司さん 元気スタンドぷリズム 代表…埼玉県在住。押し付けない介護予防をコンセプトに埼玉県幸手市にコミュニティカフェ「元気スタンドぷリズム」を開設。2012年からは「くらしの保健室」実施。
- 瀬尾利加子 (株)瀬尾医療連携事務所 代表取締役…山形県鶴岡市在住。市内で医療と地域がつながる「みどりまち文庫」を運営し、地域包括ケアシステム構築の中での新しい価値創造に挑戦中。当日使用したスライドはこちら
- 広石拓司さん (株)エンパブリック 代表取締役…東京都在住。「想いのある誰もが動き出せ、新しい仕事をうみだせる社会」を目指し、場づくりや仕事づくりのためのツールやプログラムを提供中。
私からは、医療と地域の出会う場はなぜ必要なのか、どんな活動をしているのかをお話しいたしました。全国的に著名な方々でご一緒できて嬉しかったです。
医療と介護の連携も同じですが、異業種と医療介護が連携するにはお互いが共通のテーマを持ち、相互利益・メリットを感じることができることが必要です。目的はどこにあるのか、何のために医療は地域に出て繋がるのかを知ってもらう事。知ってもらうには何をするのか。
考えは行ったり来たりしますが、考え続け継続することが必要なのでしょう。
医療・多職種連携協議会に関するご相談お受けいたします
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