つるおか地域包括ケア研究会のご紹介
【任意の会】足りないと思ったら創造する系のせおです
私は2002年から、地域医療連携、多職種連携、同職種連携の構築、立ち上げ、運営を多数経験がありますが、ある日、地域包括ケアの図から「あれ?何か足りない気がする」とおもい、多職種連携と社会(地域)の連携である社会連携に取り組み始めたのが、今の会社を立ち上げた理由です。
写真は山形県鶴岡市・三川町を対象とした南庄内緩和ケア推進協議会、鶴岡市医療と介護の連携研修会の様子で、年2回開催され、今年で11年目を迎えます。250名ほどの病院、診療所、訪問サービス、包括支援センターや居宅支援事業所が参加する大きな研修会です。(現在は鶴岡地区医師会 地域医療連携室ほたるが中心となり運営)
鶴岡市は多職種連携に大変力を入れている地域なのです。
熱くて面白い取り組みをしている人の多さに驚き
それまで、医療関係の学習会、研修会には多数出ていたのですが、病院を辞めてからは鶴岡市で行われている様々な分野の研修会、ワークショップに参加しました。
そこには、今まで知らなかった鶴岡市や任意団体の取り組みがありました。
自分が見える範囲で「あればいいのに」と言っている事柄は、すでに他の分野では取り組んでいて、そこにも課題があったのです。
自分の周りで起きている事柄を、浅く広く知る機会が少ない
入退院支援、在宅医療サービス、介護サービスの質を高めるにあたり、関係者の皆さんは多くの時間を費やしています。これ以上、研修会や学習会の場をつくったり出ていくことは難しい状況があると私は感じています。それでも、危機感から行動する人達はいる。
少人数でもよいので、一緒に考える場をつくってみようと「つるおか地域包括ケア研究会」を立ち上げました。
つるおか地域包括ケア研修会は、私が4年間で培った情報と人脈の中から、地域包括ケアシステムの中で役に立ちたいと思う方にとって必要と思われる情報、ヒト、組織の方などをゲストに迎えつつ、それを自分事としてどう活かすかを考えていきます。
第2回つるおか地域包括ケア研究会のテーマは「地域ビジョン」
地域ビジョンって聞いたことがありますか?「地域ビジョン」で検索すると全国各地で策定されているのがわかります。鶴岡市でも各町村の地域住民が自ら地域の将来像について考え・描き、その実現に向けて取り組む指針を作成しているそうです。
「鶴岡市まち・ひと・しごと創生総合戦略」及び「鶴岡市人口ビジョン」の策定について
第2回のつるおか地域包括ケア研究会では、鶴岡市コミュニティ推進課から「地域ビジョン」について、基本的な部分のみ教えていただきます。
入退院支援や多職種連携の会での事例研修でよく聞く
「病院を退院した後は地域の皆さんに支えてほしい」
この意見、言いっ放しで大丈夫?
地域の皆さんの現状をまず、知ってからそのうえで考えていくほうがよいのでは?と私は思うのです。
難しい話をする研究会ではありません。
任意の会ですし
地域医療連携業務の初心者の方でも
知識ゼロの方でも興味があって
地域社会で暮らし続ける仕組みに自分を活かしたいと思う方ならどなたでも参加できます。
お待ちしております。
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