互いの得意分野を組み合わせることで広がる「出来ること」~よくわかる介護教室~

あたらしい介護教室を開催したい!

ここに集まっている3人は、福祉用具の会社社長と訪問看護ステーション勤務の理学療法士、そして有料老人ホームの管理者です。

普段の施設や在宅療養されている利用者さんと接する中で課題と感じている「介護者側のサポート」について何かよい解決策はないかと相談しています。

介護される人だけではなく介護する側の人にも、よりここちよく過ごしてもらいたい。その為には、ちょっとした技術と情報を知ってもらい、実践してもらえる事が必要と考えました。

 

しかし、そのためには年に数回の講義を聞くだけでは足りません。継続と実践が必要なのです。

そして、地元以外から講師を依頼するのではなく、私たちが生活している鶴岡や庄内地域で活動する専門職からお話をしてもらい、その人を知ってもらう事が重要と考えました。

 

月に1回の開催で参加者とのつながりを生む

生活とは食べる→動く→排泄する→清潔を保つ→入浴する→眠る という流れがあります。介護の領域はとても広く、年に数回の教室で伝えきることが出来ません。

そこで、よくわかる介護教室は毎月開講しています。

生活をするために必要な、最低限の能力が保てなくなった結果、生活能力の障害を招く危険性が高いフレイルの基礎から、移動介助、福祉用具の制度のこと等幅広いテーマで行います。

福祉用品を多数扱っている(株)タマツの会議室で行っているので、実際に様々な用具を見たり、触ったり出来るのも嬉しいですよね。

参加者カードも用意しているので、参加に対するモチベーションにもつながります。

 

第3回は口腔ケアと飲みこみ障害 模型もあってわかりやすい

6月21日のテーマは口腔ケアと飲みこみ障害のお話しでした。

講師は鶴岡市みどり町にある澤田歯科医院の澤田正佐子先生にお願いしました。どうしてお口のケアが必要なのか、汚い口で生活することのリスクや歯磨きの仕方、口腔ケアで使用するお勧めの用具など多くのことを教えてもらいました。また、摂食・嚥下障害の評価に関する動画や模型も準備してくださったので、視覚的にもわかりやすいお話しでした。

パンフレットも多数用意されていて、参加者の皆さんのお土産にもなりました。

よくわかる介護教室は、まだまだ続きます。

リハビリテーションの専門職、食や介護の専門職、福祉用具の専門職の3人がコラボしたことで深みのある研修会プログラムが構成され実施できています。

1人では不可能なことも、他の人の出来ることを組み合わせれば可能になるのです。

みどりまち文庫には医療だけではなく、金融や税務、製造業やセラピスト、観光や温泉旅館業など多種多様な会員が登録されています。

やってみたいけれど自分の知識では足りない部分がある、とあきらめないでください。

あなたのアイデアをカタチにするお手伝い、喜んで承ります。

詳しくはこちらのサイトをご覧ください。

あなたのやりたいをサポートいたします。

 

Follow me!