某新聞社企画「わたしの一冊」原稿が掲載されたのかわからない。
庄内地域の人ならみんな知ってる某新聞社の企画の一つに「わたしの一冊」というのがあります。5月の末頃にお友達からお願いされ、急いで書いてお渡ししたのですが、掲載されたのか没になったのかわからない(笑)
せっかくなのでブログに載せちゃう。
企画が通らない!を何とかできるか
今から20年前のこと。転職1年目の私は新しく設立された部署へ配属された。業界でも新しい分野であり、仕事もイチから作らなければいけないような部署だった。
色々調べて必要と思われる提案をしたり、企画の説明をしたりするも理解が得られず、全く通らない日々。「くーー!!なんでだ~!」悶々と過ごしていたある日ふと思った。
「私の伝え方が悪いんじゃないだろうか。」
いい方法があるのかを同じ分野の人が集まるSNSで呟いたところ、大阪の友達に「ファシリテーションスキルを身につけた方が良いよ」と勧められたのがこちらの本だ。
ザ・ファシリテーター:人を伸ばし、組織を変える
森 時彦
ダイヤモンド社
2004年11月11日 第1刷発行
届いた本は分厚いし、文字は小さいし、初めて聞く単語も多いし、読了できるのかと不安になった。ちなみに、ファシリテーションとは「人と人のインタラクション(相互作用)を活発にし、創造的なアウトプットを引き出すもの」とこの本では定義されている。
表装に「ストーリーを楽しみながら、人と組織を動かし自分が変わるファシリテーションのスキルとマインドが確実に身につく!」と記載されている通り、時間はかかったが物語を読むような感覚で読み進めた。実際身に付いたかはわからないが、現在は各方面で新しい企画の提案をしても、まずは話を聞いてもらえているし、提案が通ることも多くなっているようにも思う。ありがたいことだ。
あの時、自分のスキルのなさに気づいたことをほめてもいいかもしれない(笑)
各地で新しいアイデアや活動を生み出している人や、自分も取り組みたいと思っている人は益々増えているように思う。
仲間を集めてより良いものを生み出し、継続させたいなら、ファシリテーションのスキルを身に着けておくことをお勧めしたい。私も、この機会に読み直そうか。