ふるさとに住む親が心配な鶴岡市出身者集まって~
庄内・鶴岡 DAY in TOKYO 2019 第1部
独り暮らしや老夫婦の二人暮らしの親のことは心配なものの、離れて暮らしているから、鶴岡市の医療情報は見つけにくいし、相談する人も分からないし、何をどうしたらいいか不安を抱えていませんか?
ふるさと鶴岡市に住んでいる親を心配している息子さん、娘さんに向けた企画、庄内・鶴岡 DAY in TOKYO 2019にゲストスピーカーとして参加しました。
[実施概要]
日 時:2019年6月16日(日)11:15~13:00(受付11:00~)
場 所:移住・交流情報ガーデン
中央区京橋1丁目1-6 越前屋ビル1F
移住・交流情報ガーデンには、全国各地で作成した、移住定住に関するパンフレットやチラシがおいてあって、旅行会社などのパンフよりも地元の細かな情報がわかるものが多かった。
どこの地域も、力を入れているんだなあ。
東京駅の近くにあるので、立ち寄ってみると面白いと思いますよ。オススメ。
準備中に、スライド表紙と一緒に記念撮影。
「どんな方に会えるのかなぁ」
「お役に立ちたいなあ」
と緊張しているんですが、そうは見えないですよの。
参加された皆さんは、30~60歳代で年に何度か帰省されている親孝行な方々でした。
わたしからは6つの情報提供をしました。
- 家族で話してほしい大事なこと「人生会議」
- 困ったら「地域包括支援センター」に相談
- 楽しく出かける「いきいき百歳体操」
- 認知症の相談~受診・サポート体制
- 医療機関や介護施設の情報サイト
- 本人らしく過ごせる介護施設の選び方・考え方
皆さん、熱心にメモを取って聞いてくださって嬉しかったです。
「●●地区の出身で」という会話から、身近に感じられて「あ~今、住んでいるところが違っても、同郷の人達と出会うって、素敵な事なんだなぁ」と、鶴岡市から出たことのない私にとっては、とても楽しい時間でした。
皆さんから印象に残ったことをアンケートでお聞きしたのですが
- 帰省したら人生会議をしてみます
- 一番大事なことは、本人の望むことや、生き方を尊重することなんだなと気づかされました
- 介護の悩みを聞いてくれる場所や、支援体制を知ることができてよかったです
- やみくもに不安が募っていたのですが、やるべきことがクリアになって希望がもてました
など、伝えたかったことが皆さんの心に残ってくださったみたいですし、不安も和らいでくださったみたいで、私も一安心です。
離れて暮らしている家族へのサポート体制
これまで、離れて暮らしているご家族の不安や悩みを考えたことは、正直ありませんでした。
今回、ゲストトークとして関わらせていただき感じた事は、移住定住促進だけでなく、介護のために鶴岡市に戻ってこようか、戻れないけれど何とかしたいと思うご家族へのサポート体制が必要だということです。
移住者から医療介護、福祉に関する相談があった時、市役所内の部署を超えて行えること、部署の横軸を通してほしい。
この企画には、移住定住を担当する政策企画部地域振興課と、高齢者の介護担当の長寿介護課、2019年度に新しく出来た地域包括ケア推進課の皆さんからお世話になりました。
部署を超えて一つの企画に関わる、何か相談が来たときに適切な部署に紹介できる。
医療介護にかかる部分もぜひ、市役所内連携を推進してほしいと願います。
みどりまち文庫も介護帰省者が立ち寄れる場所になれる?
今回、東京で繋がった鶴岡出身者の皆さんが、みどりまち文庫に「帰ってきたよー」って立ち寄ってくれたら・・・
そんな妄想をしてみました。
地元に、公的機関じゃないけれど、医療介護の話を気軽にしてもよい場所とヒトがいる。
きっと大事なことなんじゃないかな。
これから私はどう動くべきか、宿題をもらったように思います。
この度は、私にご依頼くださった鶴岡ナリワイプロジェクト様、および鶴岡市の皆様にも感謝申し上げます。
講演依頼はお気軽に相談ください
企画、時間、対象者にあわせた内容で、鶴岡市の医療や介護に関するお話しをさせていただきます。
「行政や医療者ではないけれど、医療介護に関する情報を持っている人」として、気軽に話を聞きやすいと好評です。(自分で言うのも照れる)
町内会、サークルなどどちらでも伺います。
お気軽にご相談ください。
電話 0235-25-6567
メール info@seojimusho.com