エンディングノートに向き合ってみた〜第二回本気で人生会議〜
興味がある人を対象にしているということは、
知識をきちんと、前向きに取り組んでくれる人が来てくれると思うので、参加人数より「オモイ」を重視して、小さくても実施しようと思っている「本気で人生会議」
第1回は もしバナゲームで、自分の考え・オモイを知るきっかけにしました
今回の第2回では エンディングノートを資料に、自分の考え・オモイを可視化するきっかけにしました
今回使用させてもらった「エンディングノート」は、群馬県桐生市・みどり市・一般社団法人桐生市医師会で作成、発行された「わたしのきぼう~もしのもときのためめ~」を取り上げました。理由は、とってもシンプルで重要な項目が載っていたから。
在宅医療介護連携センターきりゅうのサイト
↓ ↓https://renkei-kiryu.org/news/endingnote.html
在宅医療介護連携センターきりゅうの小川 貴之さんのご理解、ご協力のもと、書き方講座(オンラインでの出前講座という位置づけ)を行っていただきました。
みどりまち文庫会員はリアルに集まり記入しながら、”うむーーー”と、悩みながらも記入していきました。
オンライン参加では、鶴岡の基幹病院に勤務されている看護師さんや山形市の言語聴覚士さん、広島県の薬剤師さん、大阪府の訪問看護師さんなどにも参加いただき、一般市民と医療者それぞれのとらえ方、疑問、感想などを聞くこともできました。
今回の私の気づき(運営側としても)
・きちんと書くぞ!と思ったら、とても決断は難しいと思った
・医療処置の、その後の経過も知りたいというニーズがある
・エンディングノートを作って満足ではなく、きちんと説明しながら広めようという桐生市・みどり市の仕組みが素敵
・決断の時は、医療側としても詳しい説明をする時間は少ないんだろうと感じる(命を救うって時間勝負だったりするし)
・書いて終わりではなく、定期的に考える時間、各時間を作る必要がある(もしバナも同じ)
・医療者と市民が「同じ立場」で参加しあい、意見を言える場は気づきが多いなと感じた(こうゆう企画は一概に、医療者は教える立場・市民は教えてもらう立場なので、今回はこれまで企画していたものとは違う印象がありました)
・ちなみに「人生会議ってなに?」の説明をしていなかったことにも気づいたので、次回の開催案内にはちゃんと書こう
厚生労働省 人生会議とは
https://www.med.kobe-u.ac.jp/jinsei/about/index.html
と長文になりましたが、次回からは「わたしのきぼう」に掲載されている項目をひとつづつテーマに揚げてやっていくことで、リアル参加者の皆さんからも承諾を得ました。
皆様、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。